順次ご紹介差し上げてまいります。
5年目 木婚式
木製品を贈ります。
木は縄文時代から日本人が大切に使ってきたもの。
時にはヒトの人生と重ねてみたり、神事・祭事など重要なシーンにも欠かせません。
今は安価な木製品もみかけますが、大きな違いは『木』であること。
木粉を固めたり薄い板を貼り合わせたものではなく、木の丸太を何年も乾燥させたのちブロックから食器へ、くり抜いたり挽いたり削ったりして成形していきます。
そのため手間と時間がかかり値段も安くはありません。しかしながらこうして木で作られたものは修理して使うことも可能となります。
とてもシンプルで簡単そうですが、このシンプルが難しい。
木を植樹し生活の営みに用いる。サスティナブルをまさに古から実践していた事に驚かされます。
そんな木を目で手で存分に感じられる、日常に使え扱いも難しくなく、それでいて長く使えるものを選びました。
山中漆器 栓の木 布袋型/羽反型 飯椀・汁椀 各種¥3,630(税込)
山中漆器 栓の木 プレート φ18cm¥2,750/φ21cm¥3,850/φ24cm¥4,950/φ27cm¥6,050/φ30cm¥7,150/φ33cm¥8,800
『栓の木』ご夫婦とご家族が千年続きますよう願いを込めて。
多くは北海道に自生する。木目が高級木材の欅に似ていることから古くから人々に大切にされています。
6年目 鉄婚式
鉄製品を贈ります。
6年前を振り返れば若い二人…
そろそろ健康にも気を遣って益々頑張ろう!の頃でしょうか。昔の人たちが使う道具や食は素晴らしく良く出来ていて、実用の美が必ず同居しています。そんな道具で優しさを。
胃に優しい白湯の習慣を。
10年目 錫・アルミニウム婚式
錫・アルミニウム品を贈ります。
金属類の高騰も知られているところですが、特に錫は年々人気も高まってきている様子があります。イオン効果・柔らかさがあるため、いつか欲しい。使ってみたい…そんなアイテムがあります。いつかというその時が、10年という節目にふさわしく、楽しい日常に華を添えます。
木の葉皿(アトリエy)
小¥3,630(6.5×9.8cm)
中¥6,600(8×14.5cm)
大¥8,250(13×17cm)
リーフプレート¥49,500(17×24cm)
※小サイズは豆皿に。中は和菓子、大はお刺身やお肉など、リーフプレートは水菓子・お漬物盛り合わせやお造りに…!
15年目 水晶婚式
水晶を使用してはいませんが、『水晶彫り』という焼き物がある事をご存知でしょうか。正体は素焼き生地に丁寧に穴を彫り、ガラスで埋めていくという作品で、水晶(穴)が多い程に覗き込んだ時・テーブルに反射した時の輝きが贅沢な食器です。手にするたびうっとりと覗き込んでしまうほど。
酒器や茶器で、そんなお二人の時間を迎えてみるのも素敵なギフトですね。
水晶青海波酒器(丹心窯)
徳利¥12,760
ぐい呑¥5,170
※お湯呑やお茶碗、その他ビア・ワインなどもございます。お在庫などお気軽にお問い合わせください。
還暦 御祝の器
還暦は干支が一巡し生まれた干支に戻ります。暦が還る特別な年で、祝色は『赤色』です。
一例ですが、とても美しい漆を使ったグラスカップをご提案させて頂きました。津軽塗の唐塗りを施したグラスは、中身を入れるといろいろな表情が楽しめます。
五十以上の作業工程を経て、幾重にも色の異なる漆を塗り重ね絶妙な力加減で研ぎだす美しい模様。
年を重ねてこそ美しい。基礎工程をしっかりと積み丁寧に色を重ねてこその意匠、ここに極まれりです。
色はいろいろ一部掛けから全仕掛けまで取り揃えております。
津軽塗つぼみフリーグラス Φ5 H8cm/対馬誠一 ¥9,900
このほかにも美しい朱色の漆マグカップなどもお勧め品がございます。
古希(古稀) 御祝の器【満70歳】
昔は今よりも短命で、70歳まで生きられる事が尊いことでした。唐の詩人”杜甫”の、人生七十古来稀也 という言葉のように、とてもありがたく思った事と想像します。祝色は『紫色・紺色』です。
紫色の鉢は、茶陶の中でも人気の高い三島手に、オリジナリティあふれる優美な紫色の釉薬と金彩を施した、森里陶楽さんのもの。紫と金色を用いながらも落ち着いた上品な佇まいが、和の心を優雅に彩ります。
紺色は染付の呉須の色で演出します。ぬくもりある筆致が普段使いに丁度良いバランス感があります。絵柄に柘榴(長寿の意味)、瓔珞(インドでの上流人が身に着ける贅沢な装飾具)文が描かれ、御祝の品として申し分のないデザインでもあります。
毎日使うものだからこそ。良いものを。
京三島(京都) 紫彩華紋飯碗 ¥8,250 四寸皿 \8,800
九谷焼(石川)山本長左 色絵瓔珞飯碗 ¥13,200